判 定劣化度平均値234567 89BCD躯体・外装面等防 水〇〇〇〇〇〇〇〇 管理組合2024年 5月株式会社小田急ハウジング―1-A、外壁面目視調査(外壁タイル面)●既存仕上げ外壁・共用廊下内壁等・・・【タイル張り仕上げ】◆現 況 所々にタイルのひび割れや浮き・エフロレッセンス等が見られます。◆問題点(劣化を放置した場合) エフロレッセンスが見られることから躯体コンクリートの中性化が進行していると考えられます。したがって、今後劣化が進行しますと、浮きや剥落の増加などの劣化が懸念されます。◆対 策 今後、劣化の進行を防ぎ、美観の向上の為にも、ひび割れ、浮き補修や欠損部分のタイルの張替えなど、各所に適切な補修を行う事が必要です。F1キーCtrl+Mキーにて写真複数選択部 位:東面 外壁状 況:エフロレッセンス部 位:共用廊下 内壁状 況:タイルのひび割れ評価5C部 位:共用廊下 内壁状 況:タイルの浮き部 位:共用廊下 梁状 況:タイルの浮き部 位:6階屋根 外壁状 況:タイルのひび割れ部 位:共用廊下 梁下状 況:タイルの浮き部 位:共用廊下 手摺外壁状 況:タイルの浮き部 位:状 況:共用廊下 内壁タイルの浮き- 8 -部 位:共用廊下 花台状 況:タイルの浮き部 位:外部階段 手摺外壁状 況:タイルの浮き- 9 -4-1.総合評価表部 位既 存 当建物を 社団法人建築・設備維持保全推進協会(BELCA) 等の書籍を参考に、以下の劣化度を9段階に分け、大きく4段階(A~D)判定を行う。劣化度判定1A評 価異常なし現状では特に異常は見られず、次回の診断まで(5年程度)は特に大きな問題は発生しないものと考えられる。経過観察の継続多少あるいは部分的に異常は見られるが、早急に補修する必要はないものと考えられる。引続き経過観察を実施すると共に、長期的な修繕計画に沿った対策が望まれる。早期の補修・対策の必要あり部材の劣化が進行していたり使用上の不具合が発生しており、1~2年内のうちに部分的な補修あるいは全面的な改修が必要と考えられる。緊急の補修・対策の必要あり著しい劣化状態で、緊急な補修・対策が必要と考えられる。または、外装材等の剥落の危険や室内への漏水があり、緊急の補修・対策が必要である。●ひび割れ補修(0.3㎜未満): 刷り込み工法●ひび割れ補修(0.3㎜以上): ひび割れ部自動式低圧注入工法●ひび割れ補修(0.3㎜以上): Uカットシール材充填工法●鉄筋爆裂補修: エポキシ系樹脂モルタル充填工法●浮き部補修: アンカーピンニングエポキシ樹脂注入工法外壁共用廊下内壁 ●タイル張り仕上げ6C●タイル劣化部補修の後、高圧洗浄による清掃●目地補修手摺壁他階段中壁 ●吹付タイル仕上げ ●石調塗材仕上げ7C●吹付タイル面:高耐久・低汚染型一液水性セラミックシリコン樹脂塗料仕上げ●石調面:ローラー用水性アクリルシリコン樹脂系石材調仕上げ上裏面 ●吹付リシン仕上げ7C●上裏(活膜箇所):軒天用反応硬化型アクリル樹脂塗料仕上げ●上裏(脆弱箇所):軒天用反応硬化型アクリル樹脂塗料仕上げ●上裏(ボード面):反応硬化形低VOC水性塗料仕上げ屋上・EVシャフト屋根・各屋根 ●露出アスファルト防水5C●平場:改質アスファルトシート防水常温かぶせ工法●立上り:改質アスファルトシート防水常温工法ルーフバルコニー ●アスファルト防水 押えコンクリート 歩行部 防滑性ビニル床シート5C●高靭性環境対応型ウレタン塗膜防水通気緩衝工法架台・笠木 ●ウレタン塗膜防水5C●高靭性環境対応型ウレタン塗膜防水 密着メッシュフリー工法 パラペット笠木用仕様斜壁 ●アスファルトシングル葺き4B●アスファルトシングル 防水システム 撤去工法各庇・出窓 ●ウレタン塗膜防水5C●高靭性環境対応型ウレタン塗膜防水 密着メッシュフリー工法 ベランダ庇用仕様バルコニー ●床面:防滑性ビニル床シート ●側溝・巾木:ウレタン塗膜防水6C●耐候・防滑性ビニル床シート+高靭性環境対応型ウレタン塗膜防水 巾木側溝用工法共用廊下 ●床面:防滑性ビニル床シート ●側溝・巾木:ウレタン塗膜防水6C●耐候・防滑性ビニル床シート+高靭性環境対応型ウレタン塗膜防水 巾木側溝用工法外部階段 ●床面:防滑性ビニル床シート ●側溝・巾木:ウレタン塗膜防水6C●耐候・防滑性ビニルステップシート+高靭性環境対応型ウレタン塗膜防水 巾木側溝用工法 内 容改修案(一般仕様)推奨メーカー(商品名)コンクリート下地補修改修案(共通)●吹付タイル面:水性ソフトサーフSG 水性セラミシリコン ●石調面:ミラクファンドKC-1000 SKサンドカラーベース サンドフレッシュSi●上裏(活膜箇所):ノキフレッシュセラ●上裏(脆弱箇所):ミラクカチオンフィラー 水性ミラクシーラーエコ ノキフレッシュセラ (マスチック細目)●上裏(ボード面):水性エコファイン艶消●平場:ガムクール GSS-2S・SF●立上り:ガムクール GV-2・SF●GO-JIN GOW-2VS※歩行部仕上げは別途●GO-JIN GO-2TS●シングル MG-01●GO-JIN GO-2VS●床面:ビュージスタ VP-2X●側溝・巾木:GO-JIN GO-1HSS●床面:ビュージスタ VPS-2X●側溝・巾木:GO-JIN GO-1HSS- 55 -11〇〇〇〇〇管理組合調査・診断報告書6-2odakyusupportstyle新宿区世田谷区座間市相模原市川崎市年数の経過と共に建物は劣化し、設備等の機械類は機能低下していきます。一方で技術革新や社会環境の変化により建物への要求性能も上がっていきます。建物に竣工時以上の機能を付加して価値を高めるために、部分的な修繕工事にとどめず大規模修繕工事を行います。工事実績建物診断大規模修繕計画工事の前に、建物や設備の現状をより詳細に把握するための建物診断の実施を事前におすすめします。「建物・設備のリフレッシュ」大規模修繕工事長期修繕計画に基づく
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