施工事例
和室をオープンなLDKへ。ナチュラルリビングの住まい
北欧テイストの内装デザインに、珪藻土やナラの無垢材を使い、温かな空間に仕上げたリビングダイニング。キッチンとの間に背の高いカウンターを設置することで、カフェのような雰囲気をつくり、キッチン周りの雑多なものや手元を隠す効果も。ちょっと素敵な寛ぎタイムを過ごせる一角になりました。
和室とリビングの間の壁を取り払い、広くなったリビングダイニング。大きな空間をつくるためには柱を撤去する必要がありました。撤去する柱の代わりに梁を掛けることで、耐震性能を保つ大空間を実現しています。冬の寒さや結露に悩まされていた住まいの課題には、床暖房を設置して寒さを軽減し、複層ガラスの設置や断熱材の交換で住まいの性能を上げ、解消しています。光熱費を抑えるおまけも。奥様のご要望だった珪藻土の調湿効果も、心地よい空間づくりになりました。
白いカウンターの横には、引き込み式のルーバータイプの扉を取りつけました。扉を閉めても空間を圧迫せず、キッチンをしっかりと隠すことができます。キッチンの横には、洗面室とバスルームが。キッチンから洗面室、勝手口へと直線のラインでつながる便利な家事動線に。リビングを経由して入る洗面室は、家族が帰宅したとき、手洗いやうがいに必ずリビングを通るようになり、家族が顔を合わせる機会も増えたようです。
ふたりのお嬢様と奥様のためにリビングの一角に設けたパウダーコーナー。大きな鏡を取りつけ、ふたりで並んで座っても十分に身支度できるスペースをとり、お化粧しやすいように照明も取りつけました。上部には棚を設け、散らかりやすい化粧雑貨をすっきりと収納できます。慌ただしい朝の洗面室とリビングの混雑を緩和する、機能的な一角に。お嬢様が選ばれた、赤いチェアと壁のブロックガラスが空間のアクセントになりました。
リビングに造作したテレビの置けるリビングボード。写真奥の壁に、窓を左右対称に取り付けたいというご要望でしたが、ここは構造上どうしても壁が必要でした。左側には窓を取りつけられなかった分、収納を充実させるリビングボードを造作し、雑多なモノをすっきりと収納できるようにしました。白を基調としたデザインに、北欧らしいテイストのインテリアを使い、シンプルでナチュラルな空間に仕上げています。
リビングと一体になった新しいキッチン。システムキッチンもカウンターも収納量たっぷりで、キッチン周りの雑貨をしっかり収納できます。大理石調の床もお手入れがしやすく、汚れやすいキッチンをいつもきれいに保てます。
白でまとめた内装が清潔感のある洗面室。キッチンの横に配置した洗面室は、キッチンから洗濯、バスルーム、勝手口へ直線でつながる便利な家事動線に。雨が降った日に便利な電動物干しや、キャビネット型収納など、便利な機能も備えました。洗面室の壁も珪藻土を塗り、湿気がこもりがちな洗面室の調湿効果を高めています。
優しい木目調の色合いでまとめたシンプルで落ち着きのある玄関。玄関ドアや縦長の窓から光を取り込むことで、木目調の玄関収納に艶やかで上品な印象を持たせ、鏡で空間に広がりを演出しました。スペースを有効に使って設けた玄関収納は、家族4人の靴や傘などを収めるのに十分な収納量を確保。コート掛けも設え、整然とした美しい居ずまいの玄関空間に仕上げました。
- 物件情報
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- 面積83.24 ㎡
- 間取り3LDK+N
- 工期3ヶ月
- 費用 1647 万円
- 家族構成夫婦+子ども2人
- 場所神奈川県
- リフォームポイント
- 間取り変更、リビングダイニング、和室、キッチン、バス、洗面、トイレ、収納、寝室・子供部屋、外壁、屋根、テラス・バルコニー、玄関・廊下、窓、床・壁・天井
北欧テイストの内装デザインに、自然素材を使った温もりのあるリビング空間。生活動線や家事動線、収納も見直し、センス良く暮らすためのエッセンスを詰め込んだ、快適な住まいをつくりました。
お客様の声
築22年のこの家は、冬の寒さと結露が一番の悩みでした。小田急さんはファーストプランから「予算内でこんなこともできるんだ」という提案をしてくれて、話からニーズをくみ上げてくれるのが上手。リフォーム後は、悩みのタネだった結露もなくなり、光熱費まで下がったのには驚きました。
無垢材や珪藻土など、こだわったポイントはたくさんありますが、リビングの一角に作ったパウダースペースは娘たちの朝の慌ただしさが劇的に変わりました。また、奥まっていたキッチンをオープンタイプにしたことで、家族も積極的にキッチンに立ってくれるようになったのも嬉しいですね。
私がお手伝いしました
独立キッチンからオープンキッチンにリフォームを希望されるお客様は多いのですが、反面、普段のキッチンの様子が見えすぎてしまうのが気になる方も多いです。M様邸では高めのカウンターをデザインしました。朝食もゆったりとれる広さがあり、キッチン側にはオーブンなどの家電やゴミ箱などを収めるスペースを設けて美しいキッチンを保ちながら使い勝手のいい空間を目指しました。
また、無垢材や珪藻土などの自然素材は乾燥による収縮やひび割れが心配だったので、工事の際、工事担当者・施工業者で充分検討し施工を行っています。和室をリビングとつなげる際に、柱を撤去する代わりに大きな梁に掛けかえることで耐震性を損なわず大きな空間を作り出しました。
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